宅建試験勉強法 「第3弾」

気が付けばもう8月。プロ野球はいよいよ中盤戦から後半戦に突入します。ここからがペナントレースの正念場。どのチームにも頑張ってほしいのですが、やっぱり古巣の西武とロッテには頑張ってもらいたいですね。

さて、今回も前回に続いて宅建の勉強法についてお話します。

前回は「繰り返し過去問を解くこと」の重要性をご紹介しました。今日はその後の勉強法です。過去問をある程度こなした後はどのような勉強すればいいか。おそらくこのレベルになると参考書を片手に宅建全般の知識を正確に理解したくなるのですが、むやみに参考書を全て覚えようとしても時間と労力を使うだけで効率が悪い気がします。そこでおすすめしたいのが「宅建業法(業法)」の徹底マスターです。

宅建試験に出題される分野は大きく分けて4つに分類されます。「権利関係(民法)」、「宅建業法」、「法令上の制限」、そして「税・その他」です。すでに過去問を解いたことがある方ならご存じだと思いますが、本試験はこの4分野から均等に出題されるわけではありません。計50問中20問が宅建業法から出題されます。つまり、業法を完璧にマスターして20点満点を取れば、それだけで合格確実と言われる「38点」のうちの半分以上の得点を獲得できることになります。しかも、宅建業法は民法を含めた権利関係や法令上の制限に比べ、比較的問題がやさしく暗記もしやすい。だからこそ合格するためにはこの分野を徹底的に理解することが大事なのです。

僕は10月末の宅建試験に向けて、5月頃から本格的に勉強を始めました。今の時期(8月上旬)は平日1日2時間、週末(土、日)は1日5時間程勉強していたと思います。その勉強の多くを宅建業法の理解に費やしました。おかげで、8月中旬までにはほぼ完璧に宅建業法を習得。8月下旬から難易度の高い権利関係や法令上の制限の勉強に集中できました。

宅建士試験合格の近道は「まず業法の理解」と言っても過言ではありません。皆さんもこの点、忘れずに頑張ってください!!